宮部みゆきと東野圭吾

宮部みゆきの「R.P.G」を読む。「ネットでの擬似社会と実際の人間関係の希薄さ、または崩壊」がテーマのようですが、既に何年も前の小説だからか、なんだか古くさく感じた。しかし宮部みゆきは、ほんっとーに真っ当なヒトですね・・。地に足ついてますね・・。すいません・・。て感じ。犬や少年が主人公だったり、超能力が出てくるのは食指が動きませんが、「火車」系列の話はやっぱり面白いです。
東野圭吾「宿命」を読む。東野圭吾は、「推理小説パロディもの」(以下参照)しか面白いと思いませんが、知人が偶々持ってたので。期待した展開にならずに残念。巻末の解説を読むと「変身」を読みたくなりました。ところでデビュー作の「放課後」ってどうなの?!あれ面白いの?!トリックとか推理小説としての出来以前に、主人公教師の「女子高校生の言い寄られてウハウハ」もしくは「おやじ目線」がかなり不快なんですが。もしくは「中年男性の夢」みたいな。
あとクロゼットを整理して久々にタンス・ストックを作りました。これをしてると朝かなり楽。超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)名探偵の掟 (講談社文庫)